
ランニング時に使用するインソールを探しています。色々調べた結果、SIDASのラン3Dプロテクトが気になっています。特徴や使用感について教えて欲しいです。
この様な悩みに答えます。
- SIDASのラン3Dプロテクトの特徴
- 実際の使用感
- 他の高機能性インソール(BMZ)との使用感の違い
いきなりですが、高機能インソールって実際に試してみたくても種類が豊富で悩みますよね?
色々調べてみる中でSIDASのインソールは必ずと言って良いほど、どの投稿にも出てくる有名インソールです。
ただやはり以下の疑問を持たれる方も多いのではないでしょうか?
- 何がすごいの?
- 他のインソールと何が違うの?
- 実際使用してみた感想はどうなの?
当記事では、SIDASのインソールの中でもランニング向けのモデル「ラン3Dプロテクト」を実際に使用してみた感想をレビュー。
また、私が良く使用している高機能性インソール、BMZ「カルパワースマートフィット」との違いについても詳しくレビューしていきます。
気になる方はぜひ最後までお付き合いください。
目次
SIDASインソールとは

1975年フランス発祥のブランドで、高機能なインソールやフットウェアアクセサリーを提供するブランドです。
SIDASはその高品質な製品と革新的なテクノロジーにより、多くのプロフェッショナルアスリートやトップレベルのスポーツチームが使用しており、製品の信頼性と効果が証明されています。
ラン3Dプロテクトとは

SIDAS「ラン3Dプロテクト」は安定性と衝撃吸収に優れたモデルです。
ハーフマラソン、フルマラソン、ウルトラマラソンなど中長距離をメインとする競技に向いているランニング専用モデルです。
SIDASのランモデルにはもう一種類「ラン3Dセンス」と言うモデルがあります。
これら2つのモデルはそれぞれ以下の様に差別化出来ます。
- 「ラン3Dプロテクト」 ⇒ 衝撃吸収などサポート性能に優れている練習向けのモデル
- 「ラン3Dセンス」 ⇒ 軽量化を図ったより実践向けのモデル
今回紹介するのはコチラ!





今回紹介するのはSIDASの「ラン3Dプロテクト」です。
実際に手に取った時の印象はアーチ部分から踵にかけて深さ(高さ)があるなという印象と、
シェル部分(裏面のX型形状部分)がカッチリしており、ホールド性・サポート性に優れているなという印象です。
「ラン3Dプロテクト」の特徴
踵

踵部分に幅広めに配置されたジェルにより高い衝撃吸収性能を誇ります。
コンクリートなどの硬い路面で走った際の衝撃を緩和してくれます。
TPUシェル

土踏まず部分から踵の裏辺りにかけて配置されているX形状のシェルが踵の安定感と反発力をもたらします。
前足部

前足部の裏面に配置されたパットはクッション性と反発力をもたらす軽量素材。
通気性

前足部に設けられた通気孔により長時間の使用でも蒸れることなく、快適性が長続きします。
サイズ選びポイント

私はナイキ「ズームフライ5」の26.5cmに使用するためにMサイズ(25.0〜26.5)を購入しました。
実際に入れるとインソールが大きく、0.5cmほどカットしました。
実際のサイズ感は表示の大きさからハーフサイズほど大きいかなと言う印象です。
BMZインソールとの比較

私は普段からBMZの機能性インソールを愛用しています。
BMZインソールは様々な種類の商品が展開されており、私も5つほど保有しています。
その中でランニングの際に使用している「カルパワースマートフィット」というモデルがあるのですが、こちらと「ラン3Dプロテクト」を比較してみました。
ここでは「ラン3Dプロテクト」に主観を置いてレビューしていきます。
見た目、触った感


それぞれのインソールを並べて各アングルから撮った比較写真です。
左がSIDAS「ラン3Dプロテクト」、右がBMZ「カルパワースマートフィット」です。
表面、裏面の形状で言うと「ラン3Dプロテクト」の方が土踏まず部分から踵にかけて横広の形状となっています。


実際に「ラン3Dプロテクト」をナイキズームフライ5に入れてみましたが問題なく収まりました。
横幅が細身に設計されているナイキのシューズで問題なく収まりましたので、その他の一般的なランニングシューズ、ウォーキングシューズであれば問題なく使用できるはずです。
また、普段使用しているナイキのサッカー用トレーニングシューズにも入れてみましたが、問題なく収まりました。




「ラン3Dプロテクト」はアーチ(土踏まず)部分から踵にかけてとても高さと深さがあります。
実際に足を置いてみると土踏まずから踵にかけてすっぽりハマって包み込む様なイメージです。
重量は「ラン3Dプロテクト」が片足47g、「カルパワースマートフィット」が片足34gです。
実際両方手に取ってみると13g以上差に感じるほど、「ラン3Dプロテクト」はずっしり感じました。
使用してみての感想
それぞれナイキ「ズームフライ5」に入れて10kmのランニングを実施した時の感想です。
「ラン3Dプロテクト」は踵部分のクッション性が抜群でした。
ズームフライ5自体が厚底ランニングシューズですので単体でもクッションは十分ですが、「ラン3Dプロテクト」を入れる事で更にクッション性を感じます。
前足部のパット部分の反発、クッション製は両者であまり差は感じませんでしたが、踵部分は明らかに「ラン3Dプロテクト」の方がクッション性を感じました。
重量についてですが、実際使用してみると、正直私は全然気になりませんでした。
ただ、軽さを求めている人やスピードトレーニングをされる方は気になるのかなと言ったところです。
また踵部分が非常に分厚いので、走っている時に踵が抜ける感覚になるのではと思ってもいましたが、こちらも全く問題ありませんでした。
2つを履き比べてみての印象
実際に両者を履き比べてみると、SIDAS「ラン3Dプロテクト」の特徴も知ることが出来たと共に、
BMZの「カルパワースマートフィット」の良さも再認識することが出来ました。
僕なりに両者を履き分けるポイントをまとめてみました。
- 十分なサポートを受けつつ、安定感、クッション性を求める方
⇒ SIDAS「ラン3Dプロテクト」 - 軽量感を重視し、最低限のサポートのみを求める方
⇒ BMZ「カルパワースマートフィット」
まとめ
当記事ではSIDASの「ラン3Dプロテクト」の紹介をしました。
最後にもう一度特徴をおさらいしておきます。
特徴は以下4点です。
- 踵部分に配置されたジェルによる高い衝撃吸収性能
- 安定感と反発力をもたらすTPUシェル
- 前足部にはクッション性と反発力をもたらすパットを配置
- 前足部に設けられた通気孔により長時間使用しても快適
ラン3Dプロテクトはクッション性と安定性に優れたSIDASインソールのランニング用モデルです。
「走っている際の足への衝撃を和らげたい」、「足への安定感・サポート性を求めている方」はこの機会にお試し下さい。
当記事は以上となります。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
おわり
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